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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 子ども虐待と貧困 -子どもの幸せを追求する為の課題- |
内容 | 本稿は貧困から虐待を考えていく。貧困から虐待を考えることが必要な理由は、子どもの虐待はすべての社会階層において発生するが、貧困層においてはその比率が高く、問題が深刻化しやすいと考えるからである。 まず、児童虐待の現状を確認した上で、貧困と虐待の関係についての統計的な分析を紹介し、貧困が虐待の構造的背景にあることを確認したい。 次に、子どもの貧困について考えていく。日本には貧困に陥っている子どもの数はどれぐらいなのか、貧困世帯で育つ子どもはどのような社会的不利が生じるのか。それらを踏まえたうえで日本における子どもの貧困の特徴を探っていく。 反貧困政策を強化し拡充することで児童の貧困が減れば、児童虐待も減少するのではないかと考える。従って最後に、子ども貧困ゼロ社会を目指すための、日本の課題について考えていく。 |
講評 | 深刻化している子ども虐待について貧困との関係から考察したものである。全国的な調査結果から虐待の背景にある貧困状態を捉え、「子どもの貧困」へのアプローチから、経済施策、教育・保育施策へと至る考察は、読者を引き込む内容となっている。 |
キーワード1 | 子ども虐待と貧困の関係 |
キーワード2 | 子ども貧困 |
キーワード3 | 社会手当て・子育て支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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