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学科 社会福祉学科
年度 2010
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 児童養護施設における家庭支援 -ファミリーソーシャルワーカーの必要性と今後の展望-
内容  本稿は、児童養護施設における親や家庭への支援に焦点を当て、子どもたちが家庭復帰・親子再統合を果たすために、専門職であるファミリーソーシャルーカーはどのように親や家庭にかかわり支援していくべきなのか、今後どうなっていくべきなのか、ということについて考察することを目的としている。
 まず、児童養護施設の子どもたち、施設の職員、親や家庭が抱える様々な問題について述べた上で、ファミリーソーシャルワーカーの必要性、家庭支援の重要性を論じる。次に、実際に施設ではファミリーソーシャルワーカーはどのような仕事をしているのかということを述べ、そこから現状と課題を明らかにする。そして、家庭支援のためにはファミリーソーシャルワーカーにはどのような能力や技術が必要なのか、求められる連携とはどのようなものかということを考察した上で、より充実した家庭支援を行っていくために、今後ファミリーソーシャルワーカーはどうなっていくべきなのかということについて論じる。
講評  ファミリーソーシャルワーカーに焦点をあてながら、児童養護施設が担う家庭支援の機能と役割について考察したものである。子どもの家庭復帰や親子再統合を視野に入れた考察は、児童福祉分野におけるソーシャルワークの新たな可能性を示している。
キーワード1 家庭支援
キーワード2 ファミリーソーシャルワーカー
キーワード3 家庭復帰・親子再統合
キーワード4  
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