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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | ドメスティック・バイオレンスの現状と対策 ―被害者、加害者、児童に対するそれぞれの適切な対応について考える― |
内容 | 現在、DVという言葉が注目されるようになってきた。しかし、その問題の認知度はまだまだ低く、被害が絶えない状態である。DVは立派な犯罪であり、許されない行為である。だが、社会では家庭内で起こる暴力は「仕方がない」という意識が蔓延しており、DVという犯罪を容認しているのだ。本研究では、社会の偏った性別の役割分担の意識や、それに伴い引き起こされるDVの実態について述べる。 DVは実に女性の4人から5人に1人が被害に遭っているという統計がある。つまりDVとは非常に身近な存在であり、誰しもに関係のある問題なのだ。私はその事実をできるだけ多くの人に知ってもらいたい。 またこの論文では、同時に当事者である被害者と加害者についてだけではなく、それら問題に関係する児童についても考察を述べる。そしてDV被害を減少させるためにはどうすればよいのか、今後の課題と対策について考えていく。 |
講評 | 深刻化するドメスティック・バイオレンスの問題に正面から取り組んだものである。被害者や加害者への対応のあり方はもちろん、DV体験が被害者と加害者そして子どもの3者の関係にどのように影響を及ぼしていくのかの考察は非常に説得力に富む。 |
キーワード1 | ドメスティック・バイオレンス |
キーワード2 | 母子生活支援施設 |
キーワード3 | 児童 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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