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学科 社会福祉学科
年度 2010
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 求められる就労支援 ‐ワーキングプアの解消を目指して‐
内容  ワーキングプアは自身の責任だけではなく社会的な背景が大きく関わっている。その場合、再就職するのが難しく、非正規雇用などで暮らしていくしかなくなる。中には働く機会さえない人もいる。本稿ではワーキングプアを取り巻く環境について言及し、自立に向けた就労支援のあり方を論じていく。
 社会保障を充実させることにより、これ以上ワーキングプアに陥ってしまう人を出さないようにする必要がある。制度の主体は誰なのか、既存の制度で起こりうる問題をカバーできるのか、という所を改めて考える必要性がある。制度を見直し、生活保護世帯が安定した生活を再建し、地域社会への参加や労働市場へ戻っていくバネとしての働きを持たせることが重要であり、就労支援もその役割を果たすことでワーキングプアを解消していけるのではないか。
講評  今日のワーキングプアの状況に向き合いながら、生活保護制度や就労支援のあり方に関する考察を行ったものである。個人がワーキングプアの状態に陥る背景には、社会的な要因があることへの視点から、就労や社会参加へ向けての考察がなされている。
キーワード1 ワーキングプア
キーワード2 生活保護制度
キーワード3 就労支援
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