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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 認知症高齢者の家族支援 ―高齢者と家族が幸せになる介護を目指して― |
内容 | 高齢化の進行とともに、介護を必要とする高齢者たちが増加している。要介護状態に至る主な要因の一つである認知症は、今や85歳以上の4人に1人が該当するという病気である。数年前、自身の祖母の認知症が発覚し、この病気が誰にでも起こりうるものであると実感した。介護保険制度が導入されているとはいえ、そのサービスのみで認知症高齢者の自立した生活を維持するのは困難である。むしろ、認知症高齢者の介護において、「援助者」「介護者」としての家族への期待は高まっている。今や支援を必要としているのは、認知症高齢者だけではない。認知症高齢者の介護を語るうえで、家族への支援は欠かせないものと考える。 本論文では、現在の認知症をめぐる問題と、介護にあたる家族が抱える様々な想いや困難を明らかにし、高齢者とその家族が幸福になる介護の実現のための支援の在り方を探る。 |
講評 | 認知症高齢者と暮らす家族への支援について論じたものである。介護する家族が抱える負担を精神的・身体的・経済的な側面から考察し、支援のあり方を見出している。「認知症高齢者ケアを語るうえで家族支援は欠かせない」とする筆者の主張が力強い。 |
キーワード1 | 家族支援 |
キーワード2 | 在宅介護 |
キーワード3 | 認知症 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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