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学科 社会福祉学科
年度 2010
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル アメリカ、イギリスの虐待対応から見た日本における児童福祉行政のあり方―児童相談所の虐待対応機能に焦点をあてて―
内容  本稿は児童相談所の機能が限界にきていることを虐待対応に焦点をあて、児童福祉行政が今後どうあるべきなのかを考察することを目的としている。また、現在の日本の児童虐待対応の問題点・改善点に関して、アメリカ・イギリスの児童虐待対応を取り上げながら明らかにしていく。
 児童福祉行政における最高機関は児童相談所である。近年、虐待が社会問題として扱われるようになり、ますます児童相談所の責任と業務は重くなってきている。しかし、その業務などに耐えうるだけの職員はおらず、現場の職員の負担は増えていく一方である。そのような状態の中、虐待ケースに対して、児童相談所が求められている役割をどこまで果たせているのかを明らかにし、児童福祉行政が虐待に対し、どのように関わっていかなければならないのかを検討する。
講評  深刻化する児童虐待の問題に対する児童福祉行政のあり方を論じたものである。児童相談所の限界を明らかにしつつ、アメリカやイギリスにおける虐待対応の実際を参考した考察を行っている。今後の児童福祉行政が担うべき役割と機能が示されている。
キーワード1 児童相談所
キーワード2 児童虐待
キーワード3 児童福祉行政
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