詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 在宅介護者の負担軽減に向けて-認知症高齢者への介護を考える- |
内容 | 認知症とは、脳の変性疾患や脳血管障害によって生じる症状であり、現在日本の高齢者(65歳以上)の10人に1人が発症している。その症状の中核は、記憶障害や認知機能障害であるが、その人の元々の性格や置かれている環境によって、妄想や攻撃的言動などの形となって現れたりもする。進行すれば徘徊や排泄がうまく出来なくなるといったことも見られるようになり、そのため、認知症高齢者を在宅で介護する人々が抱えている負担は非常に大きいと考えられる。その負担が大きすぎるあまり、介護者の高齢者虐待やうつ病発症といった社会問題も増えているのである。では、その負担を軽減するにはどのような方法があるのか。本論文では、実際に認知症高齢者を在宅で介護する人々の事例を取り上げ、その事例から介護者の負担が何かを検証し、負担軽減に効果的な方策を考えいく。その上でのまとめとして、これからの認知症者介護には社会化が必要であることを示している。 |
講評 | 今年のゼミ性は自分の身近な問題をテーマにしている点に特徴があるが,この論文も二重の意味でそうである.「社会化」の必要性が強調されている. |
キーワード1 | 認知症 |
キーワード2 | 介護負担軽減 |
キーワード3 | 介護の社会化 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |