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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 国生 寿 |
タイトル | 児童相談所における児童虐待への処遇について -京都市児童福祉センターを事例として- |
内容 | 児童虐待に関する報道が後を絶たない。報道の度に,「なぜもっと早く気づくことが出来なかったのか」,「児童相談所の対応がまずかったのではないか」ということが訴えられる。 このような報道を見たり聞いたりするうちに,いくつかの疑問が生じた。 そもそも,どうして児童虐待が起こってしまうのか。なぜ,児童相談所の対応が遅く,素早い措置を採ることが出来ないのだろうか。 これらの疑問を解決するためには,児童虐待についてはもちろん,児童相談所についても詳しく調べる必要があると感じた。 そこで,本論文では,児童虐待の定義やその原因,児童相談所の目的や業務について述べる。また,身近な事例として京都市の児童相談所を取り上げ,より具体的な児童相談所の実態に迫りたい。そして,児童相談所が取り組むべき課題とは何か,子どもを守るシステムを作るためにはどうするべきかについて考察していきたいと思う。 |
講評 | 本ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。 これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。 大方の学生は,厳しい就職活動中にもかかわらず,夏休み中も含めて熱心に卒論指導を受けていた。 これらの成果が卒業後の生活に生かされるものと信じたい。 |
キーワード1 | 児童虐待 |
キーワード2 | 京都市児童福祉センター児童相談所 |
キーワード3 | 育児不安 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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