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学科 教育文化学科
年度 2010
ゼミ名 国生 寿
タイトル 個別指導学習塾の展望と課題 ―明光義塾小倉教室(宇治市)からみる―
内容  現在、学習塾を利用する子どもは多い。文部科学省の調査によると、全国の中学生の約半数が学習塾に通っている。また、学習塾の形態は様々なものが出現し、子ども達は自分に合った学習塾を選び通塾している。本論文はその中でも個別指導塾について考察したものである。
 近年、個別指導塾は塾数を増やし続けている。京都府宇治市の場合、56校の学習塾の約半数が個別指導塾である。少子化の現在でも個別指導塾は増加傾向にあり、多くの子どもに支持されている。
個別指導塾に通う塾生がどのような点に魅かれて通塾しているのか。また、個別指導塾で教える講師がどのような意識を持っているのか。このようなことを調べるために、京都府宇治市にある個別指導塾「明光義塾小倉教室」の事例を参考にして調査を行った。それをもとに、個別指導塾の利点・欠点を明らかにし、個別指導塾の展望と課題を探ったところ、個別指導塾には集団授業中心の学校教育の欠点を補える可能性があることがわかった。

講評  本ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。
 これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。
 大方の学生は,厳しい就職活動中にもかかわらず,夏休み中も含めて熱心に卒論指導を受けていた。
 これらの成果が卒業後の生活に生かされるものと信じたい。
キーワード1 学習塾
キーワード2 個別指導
キーワード3 宇治市
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