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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 国生 寿 |
タイトル | 学校における健康教育の意義と教員の役割 |
内容 | 健康教育は、知識を習得させるだけではなく、「なぜそうなるのか」という科学的な根拠を示し、知識と行動を結び付けることが重要である。教育という面で子どもに影響を与えるのは、学校教育が一番大きいと私は考える。 ではその学校における健康教育を、誰が行うのか。まず第一に、保健体育教員が挙げられる。保健体育教員は、体育大学や教員養成系大学で、健康に関してさまざまな事柄を学び、健康についての専門家と呼べる。また、養護教諭も健康についての専門家である。保健体育教員とは異なり、医学などの知識にも長けている。それと同時に、保健室では、授業で接する態度とは、違った様子を見せる子どももいる。これらの違いを感じ取り、児童・生徒一人一人と直接的に接することができるのが養護教諭である。 本論では、健康教育がどうあるべきなのか、また、それぞれの教員は、児童・生徒に対してどのように関わっていくべきなのかを考察する。その結果、教員の役割とともに、授業に対する姿勢を見直していく。 |
講評 | 本ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。 これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。 大方の学生は,厳しい就職活動中にもかかわらず,夏休み中も含めて熱心に卒論指導を受けていた。 これらの成果が卒業後の生活に生かされるものと信じたい。 |
キーワード1 | 健康 |
キーワード2 | 健康教育 |
キーワード3 | 学校教育 |
キーワード4 | 保健体育教員 |
キーワード5 | 養護教諭 |
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