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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 山田 裕子 |
タイトル | 介護者のストレスとバーンアウト |
内容 | 高齢化が進み続けている日本にとって,介護は重要な課題である.また,近年老老介護など,在宅介護力の低下も見られる.このような中で,高齢者福祉施設など介護職という存在は欠かせないものとなってきている.しかし,介護職員という仕事は,「きつい」「汚い」「危険」の3Kとも言われ、ストレスの大きいことが知られている.この研究で、介護職員のストレスとバーンアウトについて、文献を学び、整理した.さらに、実際に施設に勤めている介護職員がどのようにストレスを感じるか、それにどのように対応しているか聞き取りを行った. 文献では、介護は,利用者との距離の近さがストレスの要因で、仕事に熱心に取り組むことによってバーンアウトという“燃え尽き症候群”という状態に陥るリスクが特に就業後2~5年の20歳代に高いとのことだった.そこで就業後2年目22歳の介護職員に聞き取りし、ストレスとバーンアウトから介護職員を守るための方法を考えた. |
講評 | 筆者にとって、3回生の高齢者福祉施設での実習は、スタッフのストレスに非常に大きな衝撃を受ける経験だった。バーンアウトはストレスの結果と考えられたが、介護現場での職業を目指すゆえに筆者にとって、特に差し迫った問題だったに違いない。その後、4回生になってスキーの試合、合宿を部長として果たし、さらに就活とバイトまでこなしながら、文献を読み、まとめることにも手を抜かずにやり遂げた。就職は介護施設に決めたので、この卒論のテーマは、筆者にとって今後も解くべき、そして検証すべき大きな課題となるだろう。この卒論で追及した研究方法や討議の方法を用い、またもっと有効な方法を獲得して、持ち前のバイタリティと粘り強さでこの課題に取り組み続けてほしい・ |
キーワード1 | バーンアウト |
キーワード2 | ストレス |
キーワード3 | 介護職員 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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