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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | アスペルガー症候群の子どもたちへの支援―特別支援教育の必要性に焦点を当てて― |
内容 | 本論文では、アスペルガー症候群の子どもへの学校内での支援を2001年より導入された特別支援教育の観点から考察する。初めに、アスペルガー症候群などの広汎性発達障がいの定義について触れる。そして、アスペルガー症候群の特性ゆえに学校内で起こりうる学習面や対人面の問題について述べる。次に、障がい児教育の歴史を見ていく中で、通常学級におけるアスペルガー症候群を含む高機能自閉症・LD・ADHD等の在籍率が6.3%程度(約68万人)いることを踏まえて従来の特殊教育から移行した、現行の特別支援教育の制度の概要や問題点を挙げる。その上で、アスペルガー症候群の子どもにとって、特別支援教育は必要な制度であるのかを考察する。最後に、特別支援教育を活かした上で、さらに具体的にどのような支援をすればアスペルガー症候群の子どもの能力は引き延ばされ、学校生活に適応できるようになるかを検討する。 |
講評 | 筆者は、身近な問題からアスベルガー症候群の子供たちの問題を取り上げました。見えにくい障害である発達障害の子どもたちにとって望ましい教育環境とはどのようなものであり、どのように現状を変えていくべきなのか、鋭い考察を加えることができました。これからも、様々な場面で出会うであろう発達障害の問題に関心を持ち続け、社会で活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | アスペルガー症候群 |
キーワード2 | 特別支援教育 |
キーワード3 | 特別支援教育推進体制モデル事業 |
キーワード4 | |
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