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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 道州制の導入で変わる日本の暮らし |
内容 | 現在、我が国の債務は、国と地方合わせて約880兆円にも上る。このまま債務が増加し続ければいずれ財政は破綻し、ギリシャのような緊縮政策が採られることになろう。そうなれば日本の公共サービスは低下し、税率も上昇し、国民に過剰な負担を強いる結果になる。こういった事態になる前に、その対応策として道州制の導入が考えられる。道州制の導入により、都道府県を合併させて財政規模を増加させたり、中央・都道府県・市町村で別々に行っている類似の業務を統一して行政の無駄(二重行政)を省いたりなど、様々な財政の健全策が期待される。 更に、道州制の導入による中央から地方への事務権限の移譲により、より地方の実情に合った公共サービスや福祉政策が採られることが期待される。こうして道州制は、現在我が国が抱える、医療・福祉・年金・教育などの諸問題の解決への糸口となる可能性をも秘めている。 本論文では、道州制の導入の必要性を明らかにし、また道州制の導入のためには何が必要であるかを研究していき、道州制の導入により変革を迎える将来の日本像について仮説を立て、それを実証していくことにより、その導入の具体的な道筋を示していきたい。 |
講評 | 筆者は、地方分権、特に道州制の問題に取り組みました。地方分権改革以降、福祉をはじめ様々な領域で、地方政府が主体となる時代がやってきました。卒論での研究を活かし、目指している公務員として地方主権を担う人材となってくれることを期待しています。 |
キーワード1 | 道州制 |
キーワード2 | 地方分権 |
キーワード3 | 事務権限の移譲 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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