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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 地域福祉における住民の主体形成についての一考察 ―主体形成プロセスと専門職の関わりを中心に― |
内容 | 社会福祉法において、地域住民は地域福祉の推進主体の1つとして位置づけられた。しかし、現在の社会においてその理念が具現化されているとは言い難い状況にある。さらに、戦後の急激な社会構造の変化の中で、わが国では近年、地域社会において多種多様なニーズが発生している。そのような状況にあっては、専門職のみの対応では充分ではなく、ボランティアや地域住民等も同様に、地域福祉を主体的に推進していくことが期待されている。 本稿では、地域住民の主体形成を促進するためには専門職の働きかけが必要であるとの立場から、先行研究を元に主体形成の概念整理や、そのプロセスに関する考察、分析を行った。また、主体形成を促進するためには住民の「気づき」が重要であるとの示唆から、それらを踏まえ、社会福祉協議会や福祉施設等の専門職の在り方や今後期待される役割について言及した。 |
講評 | 筆者は、住民が地域福祉の主体として成長するプロセスを専門職がどのように支援するかについて考察しました。ソーシャルワーク実習ⅦⅧを履修し、夏季休暇を利用して宮崎県都城市で実習を行った成果を反映したすぐれた論文を仕上げることができました。卒業後も、住民が福祉課題に「気づく場」や、当事者の思いに「出会う場」を地域につくりだしていくソーシャルワーカーとして活躍することを期待しています。 |
キーワード1 | 地域福祉 |
キーワード2 | 主体形成 |
キーワード3 | 福祉教育 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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