詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 障害者の就労支援―精神障害者の就労支援に焦点を当てて― |
内容 | わが国では,障害者の雇用促進等に関する法律が定められ、障害者雇用における取り組みが行われている。しかし、未だ障害がある人が働ける環境が十分に整っているとは言い難い。特に、身体障害者や知的障害者に比べて、精神障害者に対する施策は歴史が浅く、精神障害に対する差別や偏見があり、精神障害者の雇用を積極的に行っている企業が少ない。こうした現状を踏まえ、本研究では、一般就労を望む精神障害者が多い中で、精神障害の特性に配慮した職場環境を作るために、企業と就労支援機関はどのような支援や連携を行っていくべきであるのかを検討した。 また、現在の日本の就労支援制度やサービスにおける課題を明らかにするために、職業リハビリテーションセンターの方にインタビューを行い、今後の障害者の就労支援において、どのような取り組みが必要であるのかを考察した。そして、精神障害のある人が一般就労をするための就労支援や就業継続のための日常生活支援を含めた一体的な支援について論考した。 |
講評 | ゼミで実施している12月の「パン企画」(障がい者とともに)をきっかけに、精神障害者への就労支援について研究に着手しました。就労支援は、日常生活支援と一体的に進めることが必要であると結論付けています。リハビリテーションセンターへのヒヤリングも実施し、意欲的な論文であります。大学院および留学先での継続研究を期待しています。 |
キーワード1 | 就労支援 |
キーワード2 | 一般就労 |
キーワード3 | 精神障害者 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |