詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 認知症高齢者を守る地域のネットワーク構築 |
内容 | 日本における高齢化が進む中で,病気で亡くなる人の平均年齢が伸び,認知症になる高齢者の割合が高くなっている.さらに家族形態・近隣関係の変化も加わり,認知症高齢者が安心して暮らせる地域をいかにつくっていくかが重要となってきている.特に徘徊による事故や行方不明,高齢者虐待,消費者被害,孤独死など緊急を要する問題に関しては,地域の迅速かつ適切な対応ができるかによって,以後の本人の生活に大きく影響してくる.そこでいかに地域の関係機関や専門職が連携できるかが鍵となり,地域のネットワークづくりが必要である.また,地域住民やボランティアなどインフォーマルな資源を活かし,地域福祉力を向上させることで認知症ケアの可能性も広がる.本研究では高齢者のおかれている状況を分析し,問題を明らかにした上で,各地域の事例や先行研究を取り上げ,今後のケアやネットワーク構築の在り方を考察したい. |
講評 | 実習で経験した認知症への変化のプロセスを踏まえ、認知症高齢者を守るには、地域のネットワーク構築しかないと結論付けています。各地の先進事例に学び、今後参考になる論考であり、うまくまとめています。 |
キーワード1 | 認知症 |
キーワード2 | 徘徊 |
キーワード3 | ネットワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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