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学科 社会学科
年度 2010
ゼミ名 藤本 昌代
タイトル 地域に密着したプロスポーツチーム、人気の地域格差―bjリーグ大阪・滋賀・京都のチームの事例から― 
内容  2005年に誕生した日本初のプロバスケットボールリーグbjリーグはサッカーJリーグのように地域密着球団を目指している。関西でも開幕当初から大阪エヴェッサが、2008-2009シーズンから滋賀レイクスターズが、昨シーズンである2009-2010シーズンから京都ハンナリーズが参入し、現在3チームが存在する。観客数、ファンクラブともに大阪が多く獲得しているが、府県人口で割った観客動員率を出すと滋賀がもっとも高い。この原因を単に人口からだけでなく、さまざまな社会的要因から比較を行い、検証することで、まだまだマイナースポーツであるバスケットボールが地域の特性を生かしながらメジャースポーツに引き上げる糸口を見つけられるのではないかと思いこれを明らかにする。
講評  本論文は先行研究の少ない分野である中、協会の人々に情報を得ながら、参与観察、インタビュー等によってなされた研究である。大阪と滋賀には非常に大きな人口密度の差があるにもかかわらず、観客動員数が同程度である興味深い現象を人口学的な視点、地域アイデンティティの違いから分析し、結論を導き出した点が評価できる。全体的によくまとまっているが、学術的な視点にやや欠けるところもあり、もう少し時間をかけて執筆できれば、さらに完成度が高くなったと思われる。
キーワード1 スポーツと地域おこし
キーワード2 bjリーグ
キーワード3 プロバスケットボール
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