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学科 社会学科
年度 2010
ゼミ名 藤本 昌代
タイトル 大学生の就職先選択行動とそのプロセス――就職活動に影響を及ぼす社会的要因――
内容  大学生は3年生になると、自らの将来のために、就職先選択行動をせねばならない。大量の情報の中から、自らが必要な情報を選択し、就職先を決定していくなかで、就職活動生は、何を頼りに、そして何を考え、就職先を選択してゆくのだろうか。本質的には、メディアの影響に左右されずに、実は身近な人が及ぼす影響が、就職先の決定要因となっているのではないだろうか。上記の問題提起を明らかにするため、具体的には、第1章では同志社大学社会学部の就職活動について触れる。第2章では、内定先が決定している同志社大学の4・5年生にインタビュー調査を行うための調査概要を示す。第3章ではそのインタビュー内容に関して、家族、友人、過去に影響を受けたモデルなど、3つの類型にわけながら、具体的な就職活動のプロセスと就職先を決定した要因に迫る。終わりにでは、まとめを行う。結論として、様々な社会的要因により就職先を選択している事がわかった。
講評  本論文は大学生の就職活動における企業選択行動、職業選好、就職活動における葛藤、影響を受けた他者についてまとめられたものである。大学生の入職経路について研究されたものが多い中、本論文は学生の葛藤などについてインタビューでまとめられた点が評価できる。もう少し早く着手していれば、論文の構成、文献のレビュー、就職活動のプロセスを丁寧に描け、完成度を高められたと思われる。
キーワード1 就職先選択行動
キーワード2 社会的要因
キーワード3 影響
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