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学科 | 社会学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 藤本 昌代 |
タイトル | マスメディアにおけるニート報道の分析~朝日新聞(2004~2010)報道記事を例にして~ |
内容 | ニートについて、2004年秋からの一定期間、マスメディアは日々報道してきたが、今では落ち着いたものになってきている。これまでマスメディア上で特集を組んで報道され、世間はニートに注目してきたが、ニートに関する新聞報道は具体的に、どのようなものであり、また、どのような切り口で報道されてきたのか分析を行った。記事を項目別に分類し、ニートに関する重要な出来事を分岐点として3期に分けて分析をした。その結果、ニート報道は、記事の項目別、掲載文字数に関して経年的変化が見られた。また記事の内容、見出しを分析したところ、ニートを精神的な問題を抱えているネガティブなイメージを与えているものが大半であるという結果が出た。 |
講評 | 本論文は新聞のデータベースを用い、ニート報道がどのような語られ方をしているか、またそれらがどのように変化していったのかという言説分析を行なっている。ニートのとらえ方が問題化された時期、政策対応の時期、行政、民間双方での取り組み時期に分けて分析し、ニートに対するネガティブなイメージを強化するものの多さ、世代によって自己責任派と温情派があることなどを発見していることが評価される。論文としては執筆時間の短さが否めず、もう少し早く着手できていれば、データを丁寧に分析でき、さらに完成度を高めることができたと思われる。 |
キーワード1 | ネガティブなイメージ |
キーワード2 | ひきこもり |
キーワード3 | 新聞報道 |
キーワード4 | 経年的変化 |
キーワード5 | |
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