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学科 | 社会学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | ボランティア-団体で行なう難しさと面白さ- |
内容 | 2007年12月、友人とともに自らボランティアサークルを立ち上げた。自らが体験した4年間を考察し、団体としてボランティアを行なう難しさ、楽しさとはなにか。また、必要とされる人物像などを分析した。分析方法は、自らのサークルでの4年間の出来事のログをとり、コレスポンデンス分析を用いた。その結果、ボランティアに対する概念をすりあわせることは大変難しいが、仲間と共に活動する楽しみはボランティアを続ける上で高いモチベーションとなることが分かった。また、強制されるものではないため、率先して活動をするリーダーが必要なこと、しかし熱心に活動する人がより団体から離れやすいことや、自身が楽しんでやっているという気持ちを忘れず取り組んでいくことの必要性もわかった。個人的な問題を多く含むことにはなるが、同じように感じている人がいるはずである。この論文が、これから自らの後輩を含め、団体を運営していく人々に役立つことを願っている。 |
講評 | 私社会学・ボランティア活動編です。ボランティア組織がうまく機能するためには、相手の話に耳を傾け、自分の考えとすりあわせをしていく相互行為が不可欠であること、その基本には相手をおもいやる気持ちを持ち続ける努力が大切であることを、学んでいます。願わくば、前半のG.H.ミードの自己論やパットナムのソーシャルキャピタル論の鍵概念をボロンティア活動の分析に応用し、考察を深めることができていたら、と思います。 |
キーワード1 | ボランティア |
キーワード2 | 自主性 |
キーワード3 | 集団行動 |
キーワード4 | コミュニケーション |
キーワード5 | 音楽 |
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