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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル パチスロのタイアップ化現象について ――五号機時代の活路――
内容  パチスロが世間に登場したのは1977年からであるが、ここ最近パチスロにおけるタイアップ化の流れが非常に顕著になってきた。そこでまず、パチスロというサブカルチャー(下位文化資本)と、映画や芸能人などの他文化とのタイアップという融合がなぜ起きているのかということについて述べる。次に、5号機のタイアップ化について焦点を絞り、実際に発売された台を細かく分類し、タイアップ台の比率、タイアップの種類、人気台のタイアップ比率、タイアップ作品の傾向、メーカー側の傾向など統計を出して分析しタイアップ化の流れが流行していることを証明する。さらに、実際に自分でパチスロを実践しタイアップ台とその他の台を比較して、自分なりのタイアップ化におけるメリットやデメリットについて分析した。結果として、タイアップ化傾向が隆盛な理由は、射幸心を出玉性能で煽るのではなく、演出機能などのゲーム性能で煽るために、知名度が高い作品をタイアップさせることが客のニーズに合っているのではではないかということが結論である。
講評 パチスロなんて、論文のテーマとしては「きわもの」なんですが、そこで終わらせず、単なるオタクものにも堕さなかったのは、KIK君の力量だと感心しました。でも、ご本人が「きわもの」かな~、みたいに、ちょっと筆を鈍らせているところがあって。自信もとうよ。
キーワード1 パチスロ
キーワード2 タイアップ
キーワード3 サブカルチャー
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