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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 森川 眞規雄 |
タイトル | 人、モノ、サービスの移動によって変化する食文化~タイ文化、タイ料理の変化から~ |
内容 | 人やモノの流れによって、食文化は変化するという仮説を、タイ料理を中心にまとめた論文である。1章ではタイの歴史と人の移動によって形成されたタイ料理について述べており、中国人など他民族によって食文化に影響があったことを示した。2章では現代の日本とタイ間の人、モノ、サービスの流れについて述べており、移動を通じて相互理解を深める日本人とタイ人について、また外国人研修制度などでタイ人の日本への流入が増加したことなどを述べている。3章では、タイ政府による食文化の世界への発信と、すでに日本に浸透している中華料理についても触れている。そして4章では国内のタイレストラン3店舗にフィールドワークを行った内容について述べており、5章では全体の考察として、タイ料理はさまざまな食文化を吸収し、独自の食文化を形成していることに加えて、政府の方針からふとしたきっかけなど、いつでも食文化に変化は起こりうるとしている。 |
講評 | 特殊なテーマだが、丁寧な研究がおこなわれている。ただ、食文化そのものの研究に不足があり、そのためにもうひとつ踏み込んだ議論ができていないと思われる。 |
キーワード1 | タイ文化 |
キーワード2 | 人、モノ、サービスの移動 |
キーワード3 | 食文化 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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