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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 高齢者の社会的ネットワーク――兵庫県川西市大和団地における事例調査 |
内容 | 近年、三世代同居の減少、高齢者単独世帯の増加が顕著である。さらに、高齢者と子の関係は希薄になっており、高齢者にとって家族はいつもそばにいて支援をしてくれるという存在ではなくなってきているようだ。家族や地域など、どこともつながりを持たない高齢者は社会的孤立に陥りやすい。よって、高齢者は家族以外にも積極的に多様な社会的ネットワークを構築していかなければならない。 調査対象地である兵庫県川西市大和団地は、川西市内のニュータウンの中で最も高齢化が進行しており、高齢化率は36.8%となっている。インタビューでは団地に住む65歳以上のひとり暮らし高齢者を対象とし、現在の生活状況などを踏まえて、保有している社会的ネットワークについて調査を行った。この調査を通して、大和福祉委員会やボランティアグループによる盛んな福祉活動は高齢者のネットワークづくりに貢献しており、地域社会でのそのような支援は不可欠であるということを感じた。 |
講評 | 今年の卒業論文は、例年に比べて良くできた論文が少なかったように思います。その理由は、①就職活動が長引いた人がかなりあったこと、②早めに就職が決まった人の中でも、取りかかりが遅い人がいたことだと思います。 卒業論文をしっかり書くことにより、論理力、表現力、情報収集力などがついて、実社会で生き抜いていく力が付きます。分りやすい明晰な文章が書ける人こそインテリ(intelligentia)です。 卒業後も的確な情報を集め、それをもとに明快な文章が書けるように自分を鍛えてください。 |
キーワード1 | 高齢者 |
キーワード2 | 社会的ネットワーク |
キーワード3 | 家族 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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