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学科 社会学科
年度 2011
ゼミ名 鯵坂 学
タイトル 地域ブランドの構築 ――京都ブランドの考察から
内容  本稿は、「地域ブランドの構築」をテーマに、その構成要素や構築過程を、地域ブランドとしての「京都ブランド」を例に文献研究したものである。
 まず、「地域ブランド」の前提として、そもそも「ブランド」とは何なのか、その概念や機能を整理している。そして、近年、そのブランド理論を地域にあてはめ、地域活性化のための一つの戦略としての「地域のブランド化」が各地域や自治体で目立ち始めている。その中で、京都のような強い地域ブランドを確立するために必要な要素は何なのか、それはどのように構築されているのかというブランディングの過程を、京都に対するイメージ調査や、京都の文化、京都市政の取り組みなどから考察した。
地域ブランドの構築は、様々な要素が複雑に絡み合って構成されたものであるため、すべての要素を拾いあげることはできなかったが、一つの重要な要素として“市民の地域に対する愛着”といった制度面ではなく、情緒的な要素が必要であるといえると結論づけた。
講評  今年の卒業論文は、例年に比べて良くできた論文が少なかったように思います。その理由は、①就職活動が長引いた人がかなりあったこと、②早めに就職が決まった人の中でも、取りかかりが遅い人がいたことだと思います。 卒業論文をしっかり書くことにより、論理力、表現力、情報収集力などがついて、実社会で生き抜いていく力が付きます。分りやすい明晰な文章が書ける人こそインテリ(intelligentia)です。
 卒業後も的確な情報を集め、それをもとに明快な文章が書けるように自分を鍛えてください。
キーワード1 地域ブランド
キーワード2 ブランディング
キーワード3 京都ブランド
キーワード4  
キーワード5  
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