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学科 社会学科
年度 2011
ゼミ名 鯵坂 学
タイトル 災害ボランティア活動に求める条件――東日本大震災ボランティア活動の経験から
内容  3月11日、東北地方を中心としてM9.0の巨大地震が起こった。私はテレビで放映されるその状況に唖然とした。そして、メディアだけでは分からない部分を肌で感じたい気持ちと、縁があり「チ―ムレスキュー」という災害ボランティア団体へのパイプラインがあったことで、ボランティア参加への意思を固めた。本論文では、私が2011年8月から11月にかけて4度、チームレスキューの一員として訪問した、宮城県宮城郡七ヶ浜町での活動の経験を中心に論じる。具体的に、先行研究から学ぶ災害ボランティアの活動パターンをチームレスキューに当てはめて考えたとき、「活動の持続性」「消防官、救急救命士を含んだ学生主体の団体」という特徴があることが判明した。
 その視点で見た時の一般ボランティア団体との違い、ボランティアセンターへの影響を考察していく。また、現場での作業やインタビュー調査を通して、災害ボランティア活動に対する考えを提示していきたい。最終的に、それらを元に「災害ボランティア活動に求める条件」を問題提起として論じる。
講評  今年の卒業論文は、例年に比べて良くできた論文が少なかったように思います。その理由は、①就職活動が長引いた人がかなりあったこと、②早めに就職が決まった人の中でも、取りかかりが遅い人がいたことだと思います。 卒業論文をしっかり書くことにより、論理力、表現力、情報収集力などがついて、実社会で生き抜いていく力が付きます。分りやすい明晰な文章が書ける人こそインテリ(intelligentia)です。
 卒業後も的確な情報を集め、それをもとに明快な文章が書けるように自分を鍛えてください。

キーワード1 チームレスキュー
キーワード2 継続的支援
キーワード3 七ヶ浜町
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