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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 板垣 竜太 |
タイトル | 復興コミュニティの形成とボランティアのかかわり~宮城県気仙沼市大島 仮設住宅の現場から~ |
内容 | 阪神淡路大震災では、復興に必要なものは「つながり」であるという調査結果がでている。しかし、震災後、人々が新しいコミュニティを形成する際に実際にどのように「つながり」を作ったのか、そのプロセスは明らかではない。そこで本論文では、2010年の3月11日に発生した東日本大震災を受け、東日本で壊滅したコミュニティから新たに「つながり」を作ろうと被災者が立ち上がっている様子を取材する。そして、震災後半年に、仮設住宅のなかでコミュニティを形成するプロセスを考察し、人々がどのように「つながり」を形成するのかをまとめる。更に、その「つながり」を形成する段階において、外部からの「ボランティア」が成しえる役割についても考察する。 |
講評 | いわゆる「災害ユートピア」が崩れた後のつながり形成とボランティアの役割を具体例に則して考察したもので、重要な問題を扱っている。ジャーナリズム風の書き方が気になるが、現地の人々と関わった期間が短かったにしては、それなりに入り込んで観察している。また、おそらく社会学科で初のDVDの付いた卒論だったことも合わせて評価したい。 |
キーワード1 | 復興 |
キーワード2 | コミュニティ |
キーワード3 | 震災 |
キーワード4 | 津波 |
キーワード5 | つながり |
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