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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | 大学生の政治意識の構造と政治的社会化 |
内容 | 我が国の政治制度は民主主義をとっており,すべての国民が政治に対して参加する権利を持っている.しかし,この権利を自覚する者とそうでない者がいるのはなぜだろうか. 本研究は大学生を対象として,民主主義の担い手としてどのような自覚を持っているかという内面の意識とその形成過程について焦点をあて,調査と分析を行ったものである. まず,大学生の政治意識の実態をとらえ,次に,政治意識の構造とその社会化過程の解明を試みた.政治意識の分析からは,従来から言われてきた多くの特徴が当てはまることが確認された.さらに政治意識の構造には自律と連帯という軸を見出し,それぞれの政治意識は社会化過程においてそれぞれ特徴的に形成されていくことが明らかとなった.また本研究は,従来言われてきた経験と政治的有効性感覚との関連性について,新たな可能性を示す. |
講評 | この研究は、同志社の立木ゼミで社会学を学んだことの集大成となる精力的なものとなりました。実証計量研究ですが、下駄ばきで近隣の女子大にも出没し、データを集めてきたパワーには圧倒されてしまいました。政治意識には自律と連帯の二つの志向があり、それぞれにはことなった独立変数が関与していることを明らかにすることができました。力作です。 |
キーワード1 | 政治関心 |
キーワード2 | 政治的有効性感覚 |
キーワード3 | 参加志向 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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