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学科 社会学科
年度 2011
ゼミ名 立木 茂雄
タイトル 結婚支援事業に対するイメージ及び結婚観―同志社大学・大学院の学生を対象として
内容  今日、少子化が問題視されている中、この要因として、未婚化・晩婚化が挙げられている。家族形態が変化していることなどからも、以前のように簡単に結婚できなくなっているのである。そういった中、巻き起こったのが婚活ブームである。婚活には、個人で行うものだけでなく、他者が介入して行う結婚支援事業の存在がある。また、民間企業だけでなく、地方自治体でも結婚支援に対して積極的な姿勢を見せている。しかし、これは必ずしも結婚を促進させるものではなく、多くの人に抵抗感を持たれていることがわかっている。
 そこで、本稿では、現在同志社大学・大学院に通う学生が結婚支援事業に対してどのようなイメージを持っているのか調査した。この中で、女性の方が男性よりも結婚支援事業に対する抵抗感が強いこと、男女共に地方自治体の結婚支援事業の方が民間企業の結婚情報サービスよりも抵抗感が弱いことが明らかになった。
講評  大学生の婚活支援事業に対する態度における男女差を計量的に確認することがリサーチ・クエスチョンとなりました。これは先行研究の結論が大学生にも等しく当てはまるのかをみたものでしたが、結構願望がさほど切迫したものではない大学生では、先行研究とは異なる結果が得られました。クリーンヒットの卒論です。
キーワード1 婚活
キーワード2 結婚支援事業
キーワード3 抵抗感
キーワード4  
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