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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | ソーシャルネットワークからみたまちづくり―北野商店街を事例として― |
内容 | これまで商店街活性化やまちづくりといったテーマにおいては建築や都市計画の分野、あるいは商学や経済学の分野から論じているものが多く、それらに比べると社会学的視点から論じているものは少ないのが現状である。そこで本論文の目的は、社会学的視点から社会的ネットワークなどの枠組みを用いて、商店街活性化やまちづくりといった分野において分析を行うことである。 本論文では、京都市上京区西部に位置する北野商店街を研究対象として、参与観察やインタビュー調査で得られたデータをもとに、地域内の社会的ネットワークの構造を描き出した。その結果、まちづくりの初期の段階ではキーパーソンを中心に〈橋渡し型〉のつながりによって外部との触れ合う機会を作り、その後、その外部のメンバーと親交を深めて行動を共にすることで、次第に〈結束型〉のつながりへと変化していくという、社会的ネットワークの構造の変化が起きているということが明らかになった。 |
講評 | 商店街活性化に関する大変綿密な文献展望と、それを踏まえたフィールド研究を継続して行いました。とても手堅く地域社会学的検証を地元の商店街におけるソーシャルネットワークの形成を軸にして進めました。後輩たちに是非とも読ませたい卒論の一つです。 |
キーワード1 | まちづくり |
キーワード2 | ソーシャルネットワーク |
キーワード3 | 北野商店街 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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