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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | B級ご当地グルメによるまちづくり―兵庫県姫路市の姫路おでんをもとに― |
内容 | 本論文では、B級ご当地グルメの成長の秘訣を探ることによって、地域再生への手がかりを探っていくことに主眼を置いている。近年、日本において大都市圏を除く地域では、人口減少や過疎化、少子高齢化が進行しており、衰退を食い止める対策が早急に求められている。その手段として、ここ10年の間で注目されているのがB級ご当地グルメである。本稿ではその事例として、兵庫県姫路市にて市民団体が中心となって行っている姫路おでんを取り上げ、関係者に聞き取りを行った。B級ご当地グルメの先行研究は、富士宮やきそばを中心になされているのみであり、研究の余地が大いにある。 調査の結果、成長の秘訣として最も大きな要因はマスコミへの対策であると判明した。B級ご当地グルメによるまちづくりは低予算であるため、安価なことに加え、広く認知されるかが重要である。そのためには、〈天の声〉と呼ばれる影響力の強いマスコミへの取り組みを強化することが必要不可欠である。今後は、観光客が継続的に姫路に来るような仕組みを作ることが求められるだろう。 |
講評 | B1グランプリが2011年には兵庫県姫路市で開催されたことをタイミング良く卒論テーマに取り込んで研究を進めました。インタビューの内容のおもしろさで読ませる卒論ですが、社会学的考察の深さに物足りなさが抜けきれない面がありました。 |
キーワード1 | まちづくり |
キーワード2 | B級ご当地グルメ |
キーワード3 | 姫路おでん |
キーワード4 | マスコミ |
キーワード5 | 天の声 |
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