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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | 避難生活における被災者の意識・意志と生活再建動向―東日本大震災における避難者を事例として― |
内容 | 2011年3月11日、三陸沖で発生した大地震(東北地方太平洋沖地震)は、気象庁観測史上最大の地震を記録し、大津波、さらには福島第一原子力発電所による事故という2次災害まで引き起こした。これにより、地震や津波で家族や家を失った人や、放射能汚染の危険から免れるため、岩手、宮城、福島、さらには関東圏の人までが、全国各地へ避難していった。 しかし、原発による放射能汚染はそう簡単に消えるものではなく、今後も避難が長期化していくのは明らかであり、避難者たちは先が見えない不安を抱きながら過ごしている。 本稿は、東日本大震災による県外避難者を対象とした質問紙調査を用いて避難者の特性を明らかにするとともに、京都へ避難してきた被災者を対象に、半年間にわたるインタビュー調査及び参与観察を実施し、被災者の意識・意志を明らかにし、生活再建がどのような関わりを持つのかについて考察する。長期化する避難に苦しむ被災者への理解を深める一助となりたい。 |
講評 | マイペースでしあげた卒論です。方向性だけは指導教授と相談していましたが、ほぼ独力で仕上げたように思います。このような形でも、ある程度評価できる卒論を仕上げることのできる同志社社会学科の学生の地頭の良さに感服しました。 |
キーワード1 | 地震 |
キーワード2 | 津波 |
キーワード3 | 原発 |
キーワード4 | 被災者 |
キーワード5 | 生活再建意識 |
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