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学科 | 社会学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 藤本 昌代 |
タイトル | 卒業後の進路と学生生活充実感―同志社大学社会学部卒業生アンケートを用いて― |
内容 | 大学生活には、サークル活動やアルバイト、交友関係などさまざまな事柄がある。学生時代はさまざまな出会いや経験を通して、考え方や価値観も大きく変容する時期でもある。また、大学とは、大人の世界に順応するための予行演習の期間を過ごす場所でもある。その大人の世界に入るための難関である「就職活動」。就職超氷河期と呼ばれる現在では、学生は大学生活の多くを就職活動に費やす傾向にある。このような現状で、学生は大学生活が充実していると感じているのであろうか。 しかし、卒業時に進路が決まっていなかったり、進路に満足していなければ、総じて大学生活は充実していたとはいえないのではないだろうか。つまり、卒業時に進路に満足していれば、大学生活は充実しているという仮説のもと、本論文では、「学生生活充実感」をはかるために、「卒業後の進路満足感」や「交友関係、サークル活動」などの変数を用いて、それぞれの関連を分析した。 |
講評 | 本論文は本学の社会学部5学科全員の卒業生に対し、2009年度末に実施された大学生活満足度、進路状況調査のデータの二次分析を行なったものである。この調査や社会学科で行なっている社会調査実習のデータは、卒業論文だけでなく、研究用の分析に耐えうるよう、多くの作業を経て仕上げられているため、このように卒業論文などでの二次分析を推奨している。論文は学生らしい視点で分析されており、現代の大学生の意識が表れているものになっている。もう少し、文献探索、分析、考察部分を掘り込めたら、さらによい論文になったと思われる。 |
キーワード1 | 学生生活充実感 |
キーワード2 | 卒業後の進路満足感 |
キーワード3 | 就職活動 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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