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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 占領期における教育改革と道徳教育問題の一考察 |
内容 | 終戦後間もなく、日本の教育は大きな変革を余儀なくされた。占領軍は日本の民主化と非軍事化を目的として占領政策を実施し、その方針は占領期以降の日本にも深く根付いている。しかし、占領軍によって戦前戦時の教育において重要であった徳育は破壊され、「日本人」らしさは奪われた。そして現在に至るまで「修身科」に代わるものは出現していない。特に日本人の精神的拠り所となっていた教育勅語の失効は、道徳教育において大きな損失であった。果たして日本人は戦争の代償になにを失ったのだろうか。 また、現在の教育には何が必要なのか。第一章では、占領軍の日本教育改革に対する基本方針と実施政策を見ていく。第二章では、戦後における教育勅語の取扱いについて、また、天野貞祐旧文部大臣が展開した一連の道徳教育に関する発言を通して道徳教育、特に愛国心についての彼の考えを見ていく。 |
講評 | あなたの論文にかける執念には見るべきものがあります。戦後教育の問題点を鋭く描き出しています。あなたの努力と才能が十分に論文に表現されています。 |
キーワード1 | 戦後教育 |
キーワード2 | 道徳教育 |
キーワード3 | 愛国心 |
キーワード4 | CIE |
キーワード5 | 占領政策 |
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