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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 吉田松陰の教育思想研究 ―「教育力」を中心に― |
内容 | 吉田松陰は、幕末から明治維新にかけて、多くの志士を輩出した松下村塾の教育者として、後世にも名を残している。しかし、実際に松下村塾で教育したのはたったの二年一〇ヶ月しかない。松陰はこの短い期間で、自分の死をもって、門下生に尊王攘夷への行動の意義を示した。 本論文は、松陰の生涯をおって、松陰の教育とはどのようなもので、いかにして志士たちに影響与え、なぜ教育力が強く感じられるのかを検討するものである。 第一章では誕生から獄中教育まで松陰が教育を受けてきた中で、松陰がどのように思想形成をしてきたかを明らかにし、第二章では教育者として松陰が獄中教育、松下村塾でどのような教育をしたのかを解明する。第三章では松陰が死をもって何を伝えたかったのか、松陰の教育の場である松下村塾が松陰の再獄後どう受け継がれていったのか考察する。 |
講評 | 早くから論文に着手し、着実な仕上がりを見せていました。堅実に文献を読み、大胆に記述するという方法は、学生がお手本にすべきものだと思います。 |
キーワード1 | 玉木文之進 |
キーワード2 | 佐久間象山 |
キーワード3 | 黙霖 |
キーワード4 | 生と死をもった教育 |
キーワード5 | 志士 |
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