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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 内村鑑三の宗教及び教育思想史的研究―新島襄との関係と同志社批判を中心に― |
内容 | 日本におけるキリスト者人口は少ない。二〇〇九年はプロテスタント宣教一五〇周年の記念すべき年であったが、その成果は日本国民一億二千万人中わずかに六十万人、〇・五%の伝道である。これは他国と比べてもあまりに少ない数である。日本はキリスト教に馴染まない国家なのである。 しかし明治時代、聖書をもって日本の近代化に対して多大な貢献をなしたキリスト者がいた。それが内村鑑三である。彼はその生涯を聖書の研究と福音の伝播に捧げ、日本史上にその名を残したのである。彼の思想は徹底した福音主義に貫かれていた。それ故日本において、あるいは教会においてさえも迫害を受けてきた。 しかし彼の「福音を恥としない」生き方は、現在の日本、あるいは世俗化が進んでいる欧米のキリスト教界においても見直されるべきものである。本論文ではそのような内村鑑三の宗教及び教育思想を、彼と同時代に生きた新島襄及び同志社との関係から明らかにする。 |
講評 | 論文の形式からやや離れていますが、自分の主張が十分に表明されています。愛校心も滲み出ていました。 |
キーワード1 | 内村鑑三 |
キーワード2 | 新島襄 |
キーワード3 | 同志社 |
キーワード4 | キリスト教 |
キーワード5 | 教育 |
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