詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 「ブックトークの意義と実践」 |
内容 | 近年、読書の重要性が叫ばれ、読書に関わる法律や政策が次々に発表されている。様々な情報から読みたい本、自分に必要な本を探す大人に対して、子どもは膨大な数の本の中から、何を基準にどんな本を選べばよいのだろうか。周りの大人たちはどんな手助けが出来るのであろうか。そんな疑問から、図書館における児童サービスの中でも本と子どもを結びつける役割をもつ「ブックトーク」という活動に焦点を当て、その定義や歴史、現状に迫った。図書館のイベントの開催回数や、イベント参加者の数は、その都市の人口や人々のライフスタイルなどと深く関わっており、その全容を把握することは困難であったが、ブックトークの魅力がより多くの人々に広まり、実施回数とその質が向上し、子どもたちが自力では出会えなかった素晴らしい本に出会う機会が、少しでも増えればと思う。本論文では、児童図書館の課題や児童サービスの課題から、現在のブックトークを始めとする児童サービスが持つ新たな可能性について考察した。 |
講評 | 日本のブックトークに影響を与えたアメリカのブックトークの歴史を明らかにし、またブックトークが子どもの読書にどのような効果をもつかを今までの研究を整理し、児童サービスの中に位置づけようとしたこと、それを枚方市立中央図書館の実践の中で検証しようとした点でオリジナリティーがある。はっきりとブックトーク活動の統計がとられた図書館のケースが扱われたらもっと説得性のあるものになったと思われる。 |
キーワード1 | 読書 |
キーワード2 | 児童サービス |
キーワード3 | 児童図書館 |
キーワード4 | ブックトーク |
キーワード5 | |
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