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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 市場化が進む現代中国の高等教育と市場化が生んだ「大学城」について |
内容 | 世界的に教育というものは、国の発展にとって欠かせないものとされてきた。教育の整備を行う順番としては第一に初等教育、中等教育そして最後に高等教育である。先進国では初等教育、中等教育は整備されきっている国が多い。一方で高等教育の理念や制度というものは、世界的にまだ確立されているとは言えない。先進国では、この可変性の高い高等教育に焦点を当てて、発展を模索しているというのが、今の世界の状況と言えるであろう。 そのような状況の中で、急速に高等教育を受ける国民の学生の数が増大し、高等教育機関の数も急速に増加しているのが、中国である。そして中国は社会主義国でありながらも、高等教育の内容を広く市場化することによって発展を強化している。そして現在中国は「大学城」と呼ばれる高等教育機関の集合体の総数が世界的に最も多い国となっている。本論文では、これまでどのような仕組でどのような方向性を持って中国の高等教育は発展、変化してきたのか、また現在の中国の高等教育はどのような状況にあり、どのような課題を抱えているのかを研究したものである。 |
講評 | 高等教育においてもっとも変化が激しく、かつもっとも問題の多い中国について、市場化と大学城に着目して論述したのは意義がある。 |
キーワード1 | 中国 |
キーワード2 | 高等教育 |
キーワード3 | 市場化 |
キーワード4 | 大学城 |
キーワード5 | |
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