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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル クレーマーの位置づけと増加の背景について ――NOと言えない企業側――
内容 この論文は、現在私がオペレーターとしてアルバイトをしている通信販売会社の体験談をもとにクレーマーの位置づけと増加の背景について書いたものである。クレーマーの中には企業に改善点などの具体的な提案をしてくれる良いクレーマーと、企業にとって何のメリットもない悪いクレーマーの二種類に分けられることを踏まえた上で、まず第一章ではクレーマーがなぜ問題なのかを述べた。続いて第二章では、クレーマーの存在が注目され始める前の、過去のクレーム内容に焦点を当てた。第三章ではクレーマーの定義づけを行い、第四章ではクレーマー増加の原因を考察した。第五章では事例研究として、私のアルバイト先であるA社にかかってくるクレームの電話をタイプ別に考察した。第六章の考察では、企業側と顧客側から見た悪いクレーマーの数を減らす具体的な方法について述べた。
講評 当初「モンスター・ペアレント」研究から始まって、でも今ひとつ議論が深まらないなあと相談していたのですが、灯台もと暗しで、アルバイト先のクレーマーを素材にしたら、現代的で、生き生きとした論文になりました。理不尽な言説にMHさんは関心があるんですね。
キーワード1 クレーマー
キーワード2 通販会社
キーワード3 「お客様」
キーワード4 サービス
キーワード5  
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