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学科 メディア学科
年度 2011
ゼミ名 竹内 長武
タイトル 「新世紀エヴァンゲリオン」の魅力を聖書から考える
内容  本論文では1995年から1996年に放映されたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を扱う。このアニメは社会現象を起こしたと言われるまで流行した。人々をのめり込ませる要因は難解なストーリーにある。100人が見れば100人が異なった解釈をするストーリーを作中に出てくるノンフィクションの言葉(主に聖書から引用されているもの)をキーワードに客観的に捉えていく。ノンフィクションの言葉だけを信じ、客観的にアニメを見ることにより、難しいストーリーを誰が読んでも理解し、魅力がわかるようにまとめた。そして、様々な分野の言葉を引用した「新世紀エヴァンゲリオン」はそれらの知識を持っていないと全てが聖書に基づいた話と勘違いしてしまいがちである。最終章では面白さを求めてリアルを取り入れていく現代アニメに対して視聴者はより高度なメディアリテラシーが必要になるということをまとめている。
講評  1990年代半ばに放映され、その後若者を中心に絶大な支持をえるようになっていくアニメについて、とりわけ聖書との関わりを詳細に論じていて読ませる。作品の分析が詳細でかつセリフ等も引用して具体的客観的でよい。聖書を下敷きにしている部分を分析していくと、このアニメの持っている主張がよりはっきりしてくる。そうしたアプローチの方法が優れている。
キーワード1 新世紀エヴァンゲリオン 
キーワード2 聖書 
キーワード3 ノンフィクション
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