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学科 | メディア学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | プロ野球の低迷化を探る |
内容 | この論文では「プロ野球の低迷化」と題して論じている。プロ野球の象徴的存在である読売巨人の人気、視聴率が2000年以降低迷した様子を主にグラフを参考に論じている。その考察から読み取れたのは、読売巨人のテレビ放送が他の娯楽、スポーツの普及により、国民から年が経つにつれ敬遠されるようになったが、プロ野球全体の人気は安定してきていることだ。2000年以降、プロ野球問題(選手会によるストライキ、メジャーリーグへの移籍の増加)が起こりプロ野球界は揺れたが、2004年のストライキを境にプロ野球は変化していくことになる。プロ野球の人気が安定してきているのも、このプロ野球の変化にある。新しいルールの追加、地元を中心とした球団作り、多チャンネル化など、新たな戦略を必死に行ってきているのが現在のプロ野球に見られる。この新たな戦略が行われているなかで、その戦略が今後プロ野球をさらに変える可能性があると論じ結論を述べている。 |
講評 | プロ野球が低迷しているのではないかという視点から、現在のプロ野球の状況とメディアとの関わりを調査している。90年代後半以降野球中継は、お笑いやサッカーの中継にシフトしていったが、現在はネットや衛星放送など多角的なメディア戦略がとられていることがわかったと論者は述べている。メディアとの関わりがよく調べられていて、娯楽とてしてのスポーツは、メディア抜きでは語れてないことがよくわかる論文である。 |
キーワード1 | プロ野球 |
キーワード2 | 低迷化 |
キーワード3 | テレビ放送 |
キーワード4 | |
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