詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 山口 功二 |
タイトル | アフリカと情報化社会 |
内容 | ある人の「これからのビジネスはアフリカだ」という言葉がきっかけとなり、人々の持つアフリカ大陸のイメージ=「貧困」のどこにビジネスチャンスの可能性があるのかを調べた。なぜアフリカの国々は未だに貧困や飢えに苦しみ、豊富な資源と人材を持ち独立を果たしながらも発展できずにいるのか。この問題を「情報化社会」に焦点をあて、アフリカ大陸の現状の原因とこれからの可能性を考えた。現在のアフリカの悲惨な状況は、主に独立後の国家の失策と根強く残る民族主義(あるいは独裁主義)による利権の乱用が根源である。 しかし日々の生活の中でそういった情報が非常に乏しいために改善の余地は未だ見られず、また周りの先進国が得るアフリカ関連の情報も少ない。仮説としてアフリカにおける情報化社会の発達があれば、情報量の増加やその安易な入手経路から国民の意識改革を図り、自ら世界へ発信もできるようになり、いずれはずさんな国家運営を浮き彫りにし、国民が発端となって国を、自分たちの生活を改善へと向かわせる足かせとなるのではないか。実際に行われている海外からの実用的な支援やアフリカ現地で活躍する海外人ビジネスの例、そして地域を支える地元のアフリカ女性たちの活動などを取り上げながら、仮説が成り立ちうるかどうかを検証すると共に、筆者読者のアフリカに対するイメージや本当の知識を養っている。 |
講評 | |
キーワード1 | 情報化社会 |
キーワード2 | アフリカ大陸 |
キーワード3 | 支援活動 |
キーワード4 | 国家 |
キーワード5 | 貧困 |
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