詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | radikoから見るラジオの未来像 |
内容 | radikoはラジオ離れの改革策となるのか。この疑問を解決すべく、ラジオの歴史、特性をもう一度調査。すると、ラジオと通信は非常に相性のよいものと分かった。さらに、radikoだけでなく、マルチメディア放送が今後どのような形でラジオと繋がるかを掘り下げた。しかし現状のアナログラジオとマルチメディア放送の両立はなかなか経営的にも困難を極める。総務省のV-LOW帯への考えや、エフエム京都吉田社長の取材等から将来的に4つのパターンに進むことを予想した。 |
講評 | 「ラジオがどのようなメディアとして未来を生きるか。radikoの出現を軸にそれらを明らかにすること」がテーマとして設定されているが、主として技術面と現在の経営方式でのビジネスモデルの検討がなされ、人々の生活形態の変化などの検討が十分ではない。しかしラジオの持つ可能性を考えると、高速道路のトンネル内とか、有線放送形態とのコラボ、あるいは米国のNPR(National Public Radio、ナショナル・パブリック・ラジオ)などのような市民目線のラジオ局の連携といったやり方がある。さらには、国や自治体などが参加する方法、アメリカの公共テレビThe Public Broadcasting Service(PBS)などの寄付金を中心にしたやり方などもあるから、メディア史の文献を多く読み込んで、もう少し広い視野での検討があってもよかった。 |
キーワード1 | ラジオ離れ |
キーワード2 | radiko |
キーワード3 | 災害 |
キーワード4 | マルチメディア放送 |
キーワード5 | コミュニケーションメディア |
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