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学科 メディア学科
年度 2011
ゼミ名 渡辺 武達
タイトル 情報バラエティ番組「シルシルミシル」についての考察
内容  この論文では現代のバラエティ番組の流行と言える情報バラエティ番組の中から、「シルシルミシル」の面白さや魅力について考察する。そこから視聴者が今のバラエティ番組に求めているもの、現代社会における価値観を探っていく。シルシルミシルには週2回放送という形式で時間帯に合わせた作り方や、ADがタレントとして出演するコーナー、的確な指摘をするナレーション、出演者による善と悪のキャラクターなど、他の番組とは異なった特徴がある。こういった特徴を軸にして、「情報の提供・解説」の要素と「笑い」の要素をバランスよく組み合わせており、テレビメディアに娯楽機能を求める幅広い世代の視聴者から支持を得ている。また、そこで提供される「笑い」は風刺的な要素が強く、現代の社会を表現していると言える。
講評  論者は吉本新喜劇的なものを「普遍的」笑い、「シルシルミシル」的なものをクイズや情報などと組み合わせて、時代的批判を加えることによって出てくる「笑い/ユーモア」と区別し、後者の価値と可能性を探った。そしてそれが受ける理由や権力や悪に批判的で社会風刺の要素が強いものであるとして、説得的な検証をしたすぐれた論考である。
キーワード1 バラエティ
キーワード2 情報
キーワード3 解説
キーワード4 笑い
キーワード5  
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