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学科 メディア学科
年度 2011
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル 大阪広告分析論 -5つの大阪らしさから分析する大阪広告のおもしろさ-
内容  メディア環境の変化によって激動する広告業界。そんな世の中で広告はノイズのように扱われることも多い。広告はどうすれば生活者の心を捉えることが出来るのか。その1つの答えを「広告+α」と考え、+αの中でも私は「おもしろさ」に注目し、それを広告の中心に据えてきた「大阪広告」を分析することで、「なぜ大阪広告はおもしろいのか」を解き明かそうとする。
大阪広告の根源を「大阪」の土地性、「大阪人」の人格・コミュニケーションに求め、特に「町人の街」であった点から「低姿勢な態度」「本音の重要視」「笑いの使用」「大衆性」「反骨精神」という5つの要素を抽出し、表現の中に見られる影響を見る。
そして、大阪広告の編年的分析や東京広告との比較、全国的または世界的評価を得た広告の分析を行い、大阪広告がただおもしろいだけで終わっているのではないことを証明し、最後は大阪広告のコミュニケーションが今後の広告の中でいかに生きるかを論じる。
講評  青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告論の観点からブランド広告、地域広告の特徴、物語広告の成功分析、アイドルのブランディング、ゆるキャラの効果とヒットの要因、成功した地域ブランディング、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、生活者視点に立った受け手の深層心理把握=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、記号論的な分析などを行なっています。
 これらは、ゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論的・実証的なアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論です。
キーワード1 町人の街
キーワード2 大阪
キーワード3 .コミュニケーション
キーワード4 笑い
キーワード5  
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