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学科 メディア学科
年度 2011
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル 薬用スカルプD 楽天通販部門100週連続1位の秘密
内容  男性にとっての最大の悩み「薄毛」。世の中には星の数ほどの育毛・発毛シャンプーがある。その中で薬用シャンプースカルプDが彗星のごとく現れ、瞬く間に薬用シャンプー業界のトップに上り詰めたのだろうか。
1章では、その謎に迫るべくスカルプDの置かれている現状の把握とスカルプDが取り組んだ口コミマーケティングの事例をネット社会である現状を把握しながら説明していく。
 2章では男性の心理的な部分に着目し、薄毛とは何か、薄毛男性の心理と薄毛が与える印象、薄毛とファッション、日米の薄毛の価値観の違いなど様々な角度から薄毛というものがもたらす心理的作用を調べることでスカルプDが実際に行ったマーケティング戦略とどうつながるかを次の3章につながる形で説明していく。
 最後の3章では1,2章の分析をもとにしながら実際にスカルプDがしてきたマーケティングをキャンペーン・CM・起用タレントの違いなどを他社の商品と比較しながら分析していく。
講評  青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告論の観点からブランド広告、地域広告の特徴、物語広告の成功分析、アイドルのブランディング、ゆるキャラの効果とヒットの要因、成功した地域ブランディング、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、生活者視点に立った受け手の深層心理把握=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、記号論的な分析などを行なっています。
 これらは、ゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論的・実証的なアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論です。
キーワード1 男性心理
キーワード2 マーケティング戦略
キーワード3 自分ごと
キーワード4 ネット社会
キーワード5 バズマーケティング
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