詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 企業と障害者の相互理解-「企業」「障害者」「行政」から見る障害者雇用- |
内容 | 本論文は、障害者雇用について考察している。現在、障害者雇用促進法により、障害者が社会に出て企業などで働く機会は増えている。しかし、対象企業の全てが雇用率を満たしているわけではない。そのような現状から、障害者雇用をより充実させるためにはどうすればいいかを検討した。 先行研究の多くは、「障害者」「企業」「行政」の3本柱を個別に扱っており、統一した論文は少ない。また「障害者」に焦点を絞った論文も少なく、「企業の努力」「行政の改善」などが主な結論となっている。これらの3本柱は、障害者雇用の充実にとって必要不可欠であり、それぞれの努力と協力体制が求められている。しかし、努力や改善の方向性が曖昧だったり、一方的にそれらを実行したりしていても意味がない。本論文では、3本柱の問題点について、実際に障害者を雇用している企業と高等技術専門校への聞き取り調査を基に議論している。 |
講評 | 大丈夫だろうか?という漠然とした心配と、特段のことは何もなかったという拍子抜けしたような気持ちは、障害を持つ著者本人をゼミに受け入れたときの私の思いそのものであり、雇用に踏み出そうとする多くの企業の思いと共通するものだろう。障害者側の積極的な働きかけは、その最初の壁を崩すのに欠かせない要因である。 |
キーワード1 | 障害者雇用促進法 |
キーワード2 | 企業 |
キーワード3 | 障害者 |
キーワード4 | 行政 |
キーワード5 | |
戻 る |