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学科 産業関係学科
年度 2011
ゼミ名 三山 雅子
タイトル 日系企業による外国人積極的採用が与える日本の雇用への影響
内容  2012年に大学を卒業する新卒市場において、グローバル元年という言葉が囁かれている。これは、日系企業が外国人留学生を積極的に採用し始めたということであり、一部の企業では新卒採用者の6割超を外国人留学生もしくは外国人が占める状態となっている。
日本に留学している外国人留学生の多くは母国語に加え、日本語はもちろん、世界の共通語にもなっている英語といった多くの言語を操ることができるため、世界中でマルチな才能を操って働くことが出来る。また、主に海外大学出身の外国人労働者を日系企業が採用しようとしてきている。日本人の終身雇用が当たり前であった、ひと昔とは異なり、現在では、外国人が台頭してきている。このままでは、日本人の雇用市場は縮小していってしまうのだろうか。ただでさえ、就職戦線が厳しい状況であるにも関わらず外国人の採用市場は活発化している。日系企業による外国人・外国人留学生を積極的に採用することによって国内雇用市場にどのような影響があるのか。その真相を突き止めてみた。
講評  卒業論文はただ書けばよいというものではない。各人がたてた問いに対しこれまでどのようなことが論述されているのか、先行研究を知ることが必要不可欠である。卒論を読んでいて感じたのは、既存の言説をメディアに発表されたものであるというただその事のみで信じてしまっているということである。メディアに流布されている言説すべてが事実でも、真実でもない。世の中に流布している言説を自分の頭で判断して評価するという試みこそが自分の卒論をスタートするに当たって必要なことだ。学のスタートとして、まずはすべてを疑ってほしい。
キーワード1 外国人労働者
キーワード2 グローバル化
キーワード3 海外志向
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