詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | パワー・ハラスメントとどう向き合うか |
内容 | 最近パワー・ハラスメントという言葉をよく耳にしないだろうか。実際のパワー・ハラスメントの現状はどうなっているのだろうか。様々な雇用形態の人が同じ職場で働いている日本社会に、パワー・ハラスメントに苦しんでいる人がいる。苦しんだ結果最悪の道、自殺を選んでしまう人がいるのだ。実例を見ると、どれだけ企業や経営者達がパワー・ハラスメントはあくまで個人的な問題であり、被害に合った人間の心が弱いからだと認識している事が分かる。しかしそんな甘い認識であるのは日本だけで、他の先進国は早い国だと20年前からパワー・ハラスメントを取り締まる考えがあり、法規制も設けているのだ。今のままパワー・ハラスメントを取り締まる法規制がなければ、明確な指標がないのでパワー・ハラスメントに苦しんでいる人達を救う事が出来ない。労働者を守る為に国は法規制を作るべきだ。また人事部は社内活性化の為に旅行や飲み会等の企画を立て実行に移し、そして当事者である労働者達も普段職場における何気ないコミュニケーションを図る事が重要であるだろう。 |
講評 | 卒業論文はただ書けばよいというものではない。各人がたてた問いに対しこれまでどのようなことが論述されているのか、先行研究を知ることが必要不可欠である。卒論を読んでいて感じたのは、既存の言説をメディアに発表されたものであるというただその事のみで信じてしまっているということである。メディアに流布されている言説すべてが事実でも、真実でもない。世の中に流布している言説を自分の頭で判断して評価するという試みこそが自分の卒論をスタートするに当たって必要なことだ。学のスタートとして、まずはすべてを疑ってほしい。 |
キーワード1 | パワー・ハラスメント |
キーワード2 | 職場における予防策 |
キーワード3 | 労使関係近代化法 |
キーワード4 | 法規制 |
キーワード5 | |
戻 る |