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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | 個人と企業の視点からのキャリア形成の必要性―メーカーの商品企画部を事例に |
内容 | 近年、キャリア形成に対する議論が活発化されてきており、その背景には労働者・個人を巡る環境変化がある。個人としては、自分の生き方に合った働き方を選択するといった傾向が強くなってきており、一方、企業としては、経営的視点から考えて人材育成、個人のキャリア形成を充実させることは組織の生産性を向上させる上でも重要な事であり、従来のように従業員を集団の構成員として一律に扱うのではなく、個に焦点を当てたキャリア形成支援策へと転換していく必要があるのではないかと疑問を投げかける。また3年次に産業調査実習で行った企業のインタビュー調査を基に特殊な職種である、商品企画部とその選抜を行う人事部について焦点を当て、商品企画部は入社後、どういった経験を経て、どのような能力が身につき、将来の仕事に役立てていくのかということや、人事時部はどのような指針の下、個人のキャリア形成について考えているのかを調査したうえで、今後のあるべきキャリア形成について企業と個人の両社の在り方について言及する。 |
講評 | 卒業論文はただ書けばよいというものではない。各人がたてた問いに対しこれまでどのようなことが論述されているのか、先行研究を知ることが必要不可欠である。卒論を読んでいて感じたのは、既存の言説をメディアに発表されたものであるというただその事のみで信じてしまっているということである。メディアに流布されている言説すべてが事実でも、真実でもない。世の中に流布している言説を自分の頭で判断して評価するという試みこそが自分の卒論をスタートするに当たって必要なことだ。学のスタートとして、まずはすべてを疑ってほしい。 |
キーワード1 | キャリア形成 |
キーワード2 | 自己啓発 |
キーワード3 | 商品企画部 |
キーワード4 | 人材育成 |
キーワード5 | |
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