詳細
学科 産業関係学科
年度 2011
ゼミ名 三山 雅子
タイトル 単身赴任によるストレスと不安
内容  単身赴任によるストレスと不安について、家族と単身赴任者に与える影響を論じている。単身赴任の数は年々増加傾向にあり、発生理由には「子どもの教育」、「住宅問題」、「老親の介護」の3つが主に考えられる。女性の社会進出が目立つ近年では「妻の仕事」も単身赴任が生まれる要因の1つとなってきている。単身赴任者の家族では妻や夫は寂しさや不安からストレスが生まれるものの、親子・夫婦関係が壊れるほどのストレスが発生することはないとわかった。また、勤労者も単身赴任によるストレスは家族と離れることにより発生するのみであり、そのストレスは自分のものではなく、家族に対する思いやりや心配、不安である。そして、定期的に月に1度は家族のもとへ帰っている単身赴任者は多いため、勤労者と家族の間に大きなストレスが発生していないことがわかった。そのため、単身赴任による問題は家族ではなく、企業の転勤に関する不透明な人事制度であると判断し、その発生の根本にある転勤管理に着目した。企業が転勤に関するルールや見通し、援助制度などを確立していくことで、単身赴任者の不安を取り除きストレスを減らすことが必要だと考える。
講評
キーワード1 単身赴任 
キーワード2 不安
キーワード3 ストレス
キーワード4 人材管理
キーワード5 転勤制度
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